今月きついアメカジ男

忘れもしない。あれは私の21歳の誕生日。
私よしこvichはB型のBくん(当時25歳)と
お付き合いをしていた。

彼は仕事のために難関資格も突破する努力家。
かつしっかり者の正社員。
よしこちゃん一筋よしこちゃん大好きで
それはそれは私を大切にしてくれた。
連絡もマメだしデートプランもだいたい最高。
細かい不満はあったであろうが
今となってはもう思い出せない程度。
振り返ればかなりいい男だったと思うがしかし
ひとつ私が気に食わない趣味をお持ちであった。

それはスロット👍

私と休みが合わない日は
朝並んでまでパチンコ・スロット店へ行き
夜までひたすらスロットを楽しむ。
「10万すった!」のも珍しくない様子だった。
個人のお金ですから
人に迷惑をかけたり身を滅ぼさなければ
何をやっても自由なんだけどさ。

また、アメカジ好きのおしゃれさんであり
洋服にかける金額が尋常でない🇺🇸👢👖
当時大学生だった私から見るとかなり高額。
なんなら今でも高いと感じるほどであった。

根はまじめなスロット大好きなよしこちゃんファン。
そんなアメカジ男が私の誕生日を祝うということで
粋なアジアンダイニングへ連れて行ってくれた。
彼はドライバーなのでお酒は飲まないけれど
私にはちゃんとお酒をすすめてくれる。
お会計はもちろん彼。

テーブル会計中にボソッと一言
「この前スロットで10万やっちゃったから
今月はきついんだよね〜」

いま言わなくても良くないか?

食事中も
「この前2万円のTシャツ衝動買いしちゃった」
「10万越えのDANNERのブーツ予約しちゃった」
と、大好きなアメカジに
お金を積み上げる武勇伝を聞かされていたので
「君がスロットにごくごく飲み込ませた10万円。
その何分の一かのお金を
年に1回の私の誕生日に使うのに
with
嫌味、必要でっか?
すぐに首デロデロになるTシャツに
2
万円もかける必要ありまっか?
今月お財布きついのに
10
万円のブーツを予約する機能って
人間に搭載されてんの?」

と思いながら聞かないフリ。
祝ってくれているのはありがたいことですし。
こう言うときはスルーが一番。電話は二番。
三時のおやつはBU・N・ME・I・DO!!

彼はそんなことをボヤきつつ
何ヶ月も前から予約をしないとGETできない
プレミアムなバースデーケーキを披露🎂
(もちろん「今月きつかった」を繰り返しながら)おまえ、やるやん。

ケーキを前にいよいよプレゼントの登場。
開けてみると、私が欲しかったお財布だ!

誕生日より少し前のデートでショッピング中
私はとある革ブランドのお財布がたいそう気に入り
両手に持ってしばらくじーっと見つめていた。

彼はそれを覚えていて
後日買いに行ってくれたのだ。

うれしい。
とってもうれしい。
さすが生粋のよしこファン。
スロットが趣味なことも
さっきのつぶやきも目をつぶろうではないか。
(何回か繰り返していてウザかったけど)
くるしゅうない!

「お財布の中身、 いれかえなよ!」
と既存の財布から中身を移すことを
満面の笑みですすめてくる彼。
(もちろん「今月きつかった」を繰り返しながら)「そうだね!ありがとう!」

せっせと小銭やらお札やらを所定の場所に入れ
ここはポイントカードコーナーで〜
なんてウキウキしながらカード類を整頓し終えた。

その時

「じゃ!これもらうねー

と彼は私の前のお財布を取り上げたのだ。
それはporterのちょっとした限定モノで
彼が前から「かっこいいね!それいいね!」
と言っていた。

「お前の狙いはこれか!」

以上。
今月きついアメカジ男
〜誕生日にお財布うばっちゃう編〜でした。
お粗末様でした。

考察

「スロットで10万円失っても
これだけやってる俺をホメて!」
ってことだったのかなー。
ありがとうを全力で表現すべしか。
今後こういうことがあったら
ありがとうを繰り返しながら
3時間ボックスを踏み続けます。


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